株のデイトレードでオススメの証券会社とは?

株デイトレード デイトレード

株のデイトレードで使う証券会社って、皆さんどのような基準で選んでいるでしょうか?

証券会社なんてどこでも一緒でしょ?という方もいるかもしれませんが、実はこの証券会社選びも、デイトレの成功を左右する要因の一つなのです。

適当に選んでいると実は損をしていた。という事もありますので、今回は株のデイトレードでオススメの証券会社をまとめてみました。

デイトレは証券会社選びも大事!

ではなぜ証券会社選びが大事なのでしょうか。

初心者の方からすると、「株の事は難しいし、違いなんてわからないからどこでも同じなのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、これは大きな間違いです。

同じ証券会社と言っても、実は会社ごとに違った特色を持っていますし、利用する際の使いやすさもかなり違ったりします。

特にデイトレのように頻繁に取引をする場合は、この影響がもろに出てしまいますので、トレードを成功に導くためにも、証券会社選びは重要なのです。

証券会社はどんな基準で選べばいい?

証券会社を選ぶ基準は、ずばり手数料の安さ取引ツールの使いやすさです。

手数料の安さ

デイトレは1日で何回も取引を行う事があると思いますが、そんな時に気になってしまうのがやはり手数料です。

手数料は一見するとそんなに大きい額ではありませんが、デイトレは一回の取引で数百円、数千円が動く世界です。(上位のトレーダーはもっと大きい額を動かしますが…)

せっかく良いトレードをして利益が出ても、実は手数料がそれ以上だった…。なんて事になってしまっては、頑張りが無駄になるだけではなく、下手したらお金が減ってしまう事も。

儲けるためにトレードをしていてお金を減らしては意味がありませんので、手数料は極力安いところを選んだほうが良いと思います。

取引ツールの使いやすさ

長期やスイング投資の方はそこまで気にしないかもしれませんが、デイトレードにおいては、取引ツールも重要な要素の一つです。

何よりも一瞬で状況が変わってしまうのが株式市場ですので、効率よく情報を収集し、自分の思った通りのトレードを行うためには、何よりも使い勝手の良いツールでなければなりません。

この辺は最初はわからないかもしれませんが、結構取引ツールの違いだけでも、デイトレの成績は変わったりします。

コメント

実際僕は松井証券の「ネットストック・ハイスピード」を使っていますが、これが急に他社さんの取引ツールになったとしたら、たぶん同じような取引はできないと思います。

以下に僕が取引ツールを選んだ際に重視した項目を載せてみました。「初めてでよくわからない」という方は参考にしてみてください。

  • 情報は取りやすいか
  • 注文の発注・取り消しは即座にできるか
  • カスタマイズできるか
  • 無料で使用できるか

手数料の安さで見るおすすめの証券会社は?

それでは、ここからは手数料の安さから見るオススメの証券会社を紹介していこうと思います。

僕が個人的にオススメしているのは松井証券楽天証券 SBI証券です。

これらの会社はデイトレーダー専用の取引体系を取り入れていますので、そちらを使えば実質手数料は0。かかる費用もかなり安く抑える事ができます。

解説

※松井証券の「一日信用取引」、楽天証券の「いちにち信用」、SBI証券の「日計り信用」というのがそれぞれデイトレードに特化した取引体系となっています。

「手数料が0なんてありえるの?」という方もいるかもしれませんが、現在は証券会社も無料化の流れが来ていますので、そこは0にするけど、他の所で儲ける。というスタンスが主流になりつつあります。

具体的に解説していくと、まずさっき言った通り手数料は0です。

かかる費用といえば、信用取引を行う際に発生する金利と貸株料くらいで、それも年利で1.8%となっていますので、デイトレーダーにとってはかなりお安く取引ができる状態が整いつつあります。

もちろんそれには1日の中で返済は完了させる。信用取引に限定。という制限があるのですが、それでも細かい利益を積み重ねるトレーダーにとっては、大変助かるポイントだと思います。

以下一覧にまとめてみました。

  松井証券 楽天証券 SBI証券
手数料 0 0 0
現引・現渡手数料 0 0 0
金利(年利) 1.8% 1.8% 1.8%
貸株料(年利) 1.8% 1.8% 1.8%
金利・貸株料が0になる約定代金 100万円以上 100万円以上 100万円以上
返済期限が過ぎた時の決済手数料 3250円
※税抜き
30万円まで3575円
30万円以上3795円
※税込み
50万円まで2000円
100万円まで3600円
150万円まで4400円
150万円超〜6400円
※すべて税抜き

実際比べてみると、これらの三社にはほとんど差がありません。

以前は松井証券が手数料、金利ともに一番低かったのですが、現在では楽天証券とSBI証券もそれに並ぶように料金体系を変えてきました。

現在ではほとんど横並び状態となっていますが、唯一違う点としては、返済期限が過ぎてしまった時にかかる手数料です。

こちらは一日の中で返済が完了しないと、翌日証券会社が強制的に返済を行うルールとなっていますので、言わばその時にかかる手間賃みたいなものです。

普通に取り引きを行っていれば特に遭遇する事はありませんが、僕は何度かミスをして翌日強制決裁にになった事があるので、一番手数料の低い松井証券を使うようにしています。

取引ツールから見るおすすめの証券会社は?

取引ツールはかなり各々の好みになってしまうのですが、ここでは松井証券と楽天証券をオススメしたいと思います。

この2社は、デイトレーダーでも使っている方が多いので、ツール選びに悩んでいる方はまずはこちらを選んでみてください。

松井証券

松井証券では、「ネットストック・ハイスピード」という取引ツールを使うことができます。

かなり高機能なので初心者には扱いづらいかな?と思うかもしれませんが、自分なりにカスタマイズもしやすいため、デイトレが初めての方にもオススメです。

特に僕が使っていて良いと思うポイントは、板情報からクリック一つで注文が出せたり、複数のチャートを同時に監視するのが楽だったりする点です。

デイトレードは一瞬のチャンスを逃さない事が大切ですので、何よりもまず、自分がここだと思った瞬間に注文を出せる必要があります。

ネットストック・ハイスピードのスピード注文という機能では、板をクリックするだけで発注が可能ですので、急な変化にも対応することが可能です。

また、マルチチャートボード、マルチ気配機能では、予め登録しておいた銘柄のチャートや板情報を即座に切り替える事ができるので、複数の銘柄を監視したい方にはおすすめです。

利用料金は松井証券に口座を持っている人なら無料。パソコンにインストールするだけで使えますが、macでは使えませんので注意してください。

楽天証券

楽天証券では「マーケットスピード」「マーケットスピードⅡ」という取引ツールを使うことできます。

こちらもトレーダーで使っている方の多いツールですが、ユーザーの声を取り入れて年々改良が加えられているため、かなり使いやすいものとなっています。

特にザラバ情報という機能では、ヒートマップで相場の状況が一瞬でわかりますし、注文数量や執行条件を予め登録しておけばクリック一つで注文を発注できるので市場の変化に合わせて即座に対応しやすい環境が整っています。

また、こちらはある程度慣れてから使うことになるとは思いますが、アルゴ注文を出せるのも楽天証券の特徴です。

取引をしていると「損失を限定しながら利益を伸ばしたい」という場面に遭遇するかと思いますが、そんな時に力を発揮するのが楽天証券のトレイリング注文です。

トレイリング注文では損切りと利食いの注文を株価が有利な方向へ動いた時に自動的に修正してくれるので、損失の限定と利益の拡大に役立ちます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はデイトレードでオススメの証券会社をいくつか紹介してみました。

手数料の安さと取引ツールの使いやすさは、デイトレを成功に導く上で欠かせない存在となってしまうので、ぜひ何社かみてみて、自分に合う証券会社を見つけて見てください。

※当サイトで提供する情報は投資勧誘することを目的としておりません。投資の最終決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
デイトレード

投資歴17年の専業投資家。元々は事業をしながら趣味で株式投資をしていたが、現在はスイング、デイトレード中心に活動中。バイオ株、新興企業(マザーズ、JASDAQ)、値がさ株の取引がメイン。

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